バイアスピリンを服用
バイアスピリンを服用
新型出生前診断(NIPT)は、母体の血液中に存在する胎児由来のDNAを調べることで、21トリソミー(ダウン症)を初めとした三種類の染色体異常を発見する検査のことです。最終的に染色体異常を確定診断するには、羊水採取を初めとした確定的検査を受ける必要があります。しかし羊水採取は腹部に注射をさして、羊水を採取するというもので流産や早産のリスクが存在しています。これに引き換え新型出生前診断(NIPT)では、母体から少量の血液採取をするだけの負担の少ない検査なので流産などのリスクは気にする必要はありません。
ただ血栓症などの既往がありバイアスピリンなどを日常的に服用しているときは、その旨をドクターに伝える必要があります。それというのもバイアスピリンなどの抗凝固剤を服用していると、血液が固まりにくくなるので脳内出血や消化管出血のリスクがあるからです。特に陽性がでて羊水検査に移行するときには要注意といえます。
偽陰性になる確率を知りたい
妊娠をしている女性の血液を採取して、血中に含まれる胎児のDNAを調べる新型出生前診断は、母体へのダメージが少なく精度が高いというメリットがあります。しかし、その検査結果とは、どのくらい信用してよいのかと言うのが問題です。
精度が高いとは言え、検査結果が間違っている可能性は否定できません。たとえば本当は染色体異常があるのに、ないという結果がでる偽陽性も起こりえます。では、新型出生前診断で偽陰性が出る確率は、陰性適中率が99.8~99.9%であることからわずか0.01~0.02%ということになります。この数字を見てみると、ゼロではないけれども極めて近いことがわかります。ですから、本当に極稀に陰性という結果だったのに実は陽性だったというケースが起こるかもしれないけれども、ほとんどの人は安心して出産ができます。ならば、検査結果に間違いがあったときに、検査をした医師の責任になるのかというと、過失があれば損害賠償請求ができることもあります。
◎2023/4/3
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